脳卒中外来(脳血管内治療外来)とは?
“開頭せずに治療する”カテーテルによる脳血管手術
脳卒中外来(脳血管内治療外来)は、脳卒中(脳動脈瘤、脳梗塞、脳出血や頭部・頸部の腫瘍などを治療する科です。
一般的に、脳の病気と言えば「開頭手術」のイメージかもしれませんが、全身の血管は大動脈を介してすべて繋がっているため、足の付け根や肘の内側の血管などの太い血管からカテーテルを挿入して大動脈を通じて脳の血管まで進み、病変部を治療する「脳血管内手術」という方法も可能です。この場合、皮膚を切ったり頭蓋骨を削ったりする必要がないため、体力的な負担が少なく、開頭手術が難しい方でも治療を行うことができます。
当外来では、手術経験豊富な脳血管治療専門医が症状を把握し、カテーテル治療、手術、服薬治療などを含め、患者さまにとって最適な治療方針を考えます。また、脳外科手術のセカンドオピニオンのための外来としても、どうぞご利用ください。