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もの忘れ(認知症)外来

もの忘れ(認知症)外来とは?

もの忘れが気になったら、まずは一度専門医院にご相談ください。

多少のもの忘れは、誰にでもあることです。多くの高齢者やそのご家族は、もの忘れがみられたからといって、すぐに病院にかかるようなことはしないと思います。ですがそのために、家族が本人の異常に気づいて「病院にかかった方がよいのでは」と思うのは、もの忘れによってこれまで無かったようなトラブルが起こったり、家族が驚くような行動を目の当たりにしてからのことが多いようです。もの忘れを引き起こす疾患には認知症等色々なものがありますが、服薬等で治療や維持ができるものもたくさんあります。悩まずに、ぜひ気軽に受診してみてください。

診察を受けたほうがよい「もの忘れ」とは?

  • 出来事の全部を忘れてしまう(例:夕食に何を食べたか忘れるのではなく、夕食を食べた事自体を忘れる)
  • 物忘れをしてしまったという自覚がない
  • 時間や季節の感覚が乏しくなる
  • 料理をする、運転をするなどのいつもの動作の手順がちぐはぐで上手くいかない

もの忘れは
こんな原因で
引き起こされる
ことがあります

  • 認知症(アルツハイマー型、レビー小体型、脳血管性、前頭側頭葉型)
  • 脳卒中の後遺症、正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫
  • 甲状腺機能低下症
  • うつ病
  • ADHD

こんな症状があればご受診ください。

  • 最近の出来事を丸ごと忘れてしまう(出来事の細部ではなく、出来事そのものを忘れる)
  • 物忘れをしてしまったという自覚がない
  • ヒントを出されても全く思い出せない
  • 時間や季節の感覚が乏しくなる
  • 料理をする、運転をするなどのいつもの動作の手順がちぐはぐで上手くいかない

ごのような診察・治療をします。

診察・検査

  • 診断にはMRIが有効です。血液検査等と合わせて、脳疾患の有無を判断します。
  • 簡単な認知機能テストを行い、もの忘れの症状を判断します。
  • 投薬による治療等、症状にあわせた治療の計画を立てます。

治療

  • 症状に応じて投薬治療やリハビリなどを行います。

ケア

  • 安全で自分らしい生活を送っていただけるよう、必要な栄養指導や日常生活アドバイス、ご家族が気をつけたほうがよいことなどの指導を行います。
  • 他の疾患を招かないよう、血圧やコレステロール等、全身の健康状態の管理もあわせて行います。